下肢静脈瘤プラザ|最新の下肢静脈瘤レーザー治療。|東京都江戸川区の江戸川病院・千葉県市川市のメディカルプラザ市川駅

昨日はお休みでしたが、医療連携施設で手術と外来をやりました。

祝日のせいか、普段は仕事で来られないような血管内レーザー焼灼術後3カ月~6カ月の患者さんが、多くいらっしゃいました。

また、他院でストリッピング手術後で、膝下の不全交通枝が原因で下肢静脈瘤が再発した患者さんもいらっしゃいました。

手術をしたのに、どうしてまた静脈瘤になったのか?

再発された患者さんは、一度は思うのではないでしょうか。

これには、二つの原因が考えられます。

ひとつは、手術の際に治療が不要であると判断された場合です。これは治療が必要なレベルにはまだ達していなかったことが多かったのだと思います。

しかし、なかには患者さんの症状や希望に合わせて、主治医ができるだけ皮膚に傷をつけたくなかったり、検査をそこまで細かく行わなかったため治療をしなかったというケースもあるでしょう。

かなり、昔の話のため、忘れてしまったかもしれませんね。

でも、疑問に思ったら、治療を受けた医療機関で再度、検査を受けてみてください。もし、その医療機関ではもう下肢静脈瘤を扱っていなかったら、お近くの専門医を受診してください。

もうひとつの理由は、下肢静脈瘤は再発する可能性があるという説明を受けていなかったことです。

私は心臓血管外科医なので心臓の冠動脈バイパス術なども行いますが、それを受ける患者さん方にも同じような傾向があります。

「手術を受けたのだから、これで治ったんだ。症状もなくなったし・・・・・」と思うのです。

下肢静脈瘤も心筋梗塞も、手術のあと血流が良くなるため、症状がとれます。しかし、症状がとれたのと、治ったのとは意味が違います。病気は原因があるから、結果が出てくるのです。これらの手術で病気の原因は消えたのでしょうか?

それは違います。心筋梗塞の原因となったメタボリック症候群、糖尿病、高血圧などがあれば、そこから再発がスタートします。

下肢静脈瘤の治療も一緒で、足に血液が停滞する状態を続けると、再び静脈の弁不全が始まります。

取ったり焼いた静脈は再発しませんが、その周囲にあった小枝や新しく芽をふいてきた静脈が弁不全を起こすのです。

つまり、再発を予防することが、真の治療なのです。

高血圧や糖尿病の薬を飲むように、下肢静脈瘤では下肢の運動(歩行)や弾性ストッキングをはくことが、実は一番大事なのです。

 

皆さん、もう再発に悩まずに専門医でしっかり診てもらってくださいね。