下肢静脈瘤プラザ|最新の下肢静脈瘤レーザー治療。|東京都江戸川区の江戸川病院・千葉県市川市のメディカルプラザ市川駅

昨日の外来で右太もものつり(こむら返り)と膝上の皮下出血で相談に来られた年配の男性がいました。今現在も、現役で立ち仕事をされています。

 

夜中になると、右足の太ももが急に痛くなり、ちょうどそのあたりに出血したあとがあったため、心配になったそうです。

 

その方の膝下はむくんでいる様子もなく、皮下出血も直径3cmくらいのものでした。でも、よくお話をきくと、何年も前にぎっくり腰を繰り返しており、動けなくなったことがあったそうです。でも、今は痛くないので治ったと考えているようでした。立ち仕事を長くすると、ときおり足の指あたりがしびれたような感覚もあるようです。

 

この問診により、現在の症状は足の血流不全はないと確信しました。

すぐさま、下肢静脈の超音波検査をおこないましたが、案の定、下肢静脈の弁不全はありませんでした。

 

原因はぎっくり腰(急性腰痛症)の原因となった腰の脊椎周辺の異常からくる脊髄神経傷害性症候と診断しました。皮下出血は仕事中の偶然の打撲が原因と思われます。

 

下肢静脈瘤、もっと言えば慢性下肢静脈不全ではこむら返りは起こしますが、ふくらはぎがつることがほとんどです。

これは血液が膝下によどむことで、ふくらはぎの筋肉に老廃物がたまってしまうために起こります。

すなわち、血は下の方からたまっていきますので、太ももよりも先にふくらはぎのこむら返りがおこるはずです。

 

この患者さんは、太ももにしかつり症状がないことから、もはや静脈の血流不全はないことになります。

整形外科へ紹介させていただきましたが、現在の自分の状態がわかって、患者さんはほっとした様子でした。

 

しびれやつり症状は足に出やすいですが、下肢静脈瘤かと思いひとりで悩まれている方が多いようです。

 

まずは、検査だけでもしてみませんか?